- Q1 3つのコースの特徴は?
- Q2 物質デザインコースと生命化学コースのメリットは?
- Q3 国際化学技術者コースのメリットは?
- Q4 国際化学技術者コースに入るにはどうすればいいの?
- Q5 応用分子化学科の授業の特徴は?
- Q6 生産実習では何をするの?
- Q7 生産工学系科目とは?
- Q8 卒業研究ではなにをするの?
- Q9 物質デザインコースと生命化学コースは3年間で卒業できるって本当なの?
- Q10 コンピュータがつかえなくても大丈夫?
Q1 3つのコースの特徴は?
A1
物質デザインコースでは、マネージメントが理解できる化学技術者を目指している人および特定の分野の化学技術を重点的に学びたい人を対象としたカリキュラムが組まれています。
生命化学コースには、生体機能の利用やバイオテクノロジーなどの生体化学に関する化学技術を学び、それを駆使した"ものづくり"を実践したい人を対象としたカリキュラムが組まれています。
国際化学技術者コースには日本国内だけでなく国際的にも活躍できる化学技術者の育成を目指したカリキュラムが組まれています。また、本コースは応用化学分野でJABEE認定を受けた千葉県唯一のコースです。
Q2 物質デザインコースと生命化学コースのメリットは?
A2
物質デザインコースと生命化学コースは教育目標が異なりますが、両コースとも受講科目の選択性をあげ、コースに縛られずに興味ある分野を自由に学習することができるようになっています。
特に豊富な生産工学系科目(品質管理や知的所有権法など)といった講義は、化学関連分野での起業家を目指す人にとっては非常に興味深い設置科目であるといえます。
受講科目の選択性に自由度がありますので、さまざまな資格の取得に向けた勉強がしやすい環境を整えることができ、教職課程(中学校,高等学校の理科および工業)の受講も可能となっています。また、両コースとも早期卒業(3年間で卒業)が可能です。
Q3 国際化学技術者コースのメリットは?
A3
国際化学技術者コースは、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けたカリキュラムです。このカリキュラムの修了生は、化学技術者として一定水準の能力を有することが保証され、社会的に高い評価を受けることが期待できます。
また、修了生は修習技術士となる資格を有し、実務経験(4年間)を積んだ後、日本における技術者資格である技術士の受験資格を得ることが出来ます。
Q4 国際化学技術者コースに入るにはどうすればいいの?
A4
入学後に全ての新入生を対象にコース選択に関するアンケート調査とプレースメントテストを行います。これらの結果を踏まえて、面談により最終的なコース決定を行いますが、本人の勉学に対する意欲も尊重します。
ただし、これまでの入学生に対して追跡調査を行ったところ、国際化学技術者コースを選択するには、ある程度の数学,理科(化学,物理)および英語といった科目の基礎学力が必要なことが分かってきました。そこで現在、コース選択のための目安(プレースメント試験での基準点)を定めています。
Q5 応用分子化学科の授業の特徴は?
A5
応用分子化学科では,双方向性の授業を目指して豊富な演習科目を設置しています。また、演習と密接にリンクした実験を行うことで、現象を分子論的に捉える素養の育成を目指した授業を行っています。
特に国際化学技術者コースは、JABEEの認定基準に基づいて設置されていますので、受講生の学習達成度が大変重要になります。そのため講義は少人数で行われ、演習科目では"出来るようになるまで問題に取り組む!"といった方針が実践されています。
Q6 生産実習では何をするの?
A6
3年次の一定期間、大学が指定した公的研究機関や民間企業において、研究開発や生産現場の仕事を体験し、その報告書を作成するものです。生産実習は大学の中では体験しがたい経験であり、その後の勉学や職業適性・キャリアプランに対する意識を高めてもらうことも目的としています。
近年、文部科学省、経済産業省などが積極的にインターンシップを薦めていますが、生産工学部ではこれを授業科目として組み込んでいると考えてください。
Q7 生産工学系科目とは?
A7
生産工学部の教育目標である『管理経営能力を兼ね備えた技術者の育成』に基づいて設置されているのが生産工学系科目です。
この科目群は教室内で行う講義と企業や研究機関で行う実習(生産実習)により構成されており、『基礎理論』と『実践技術』の密接な関連性を学び取り、豊かな独創性および意欲ある工学技術者、研究者を育てることを目標としています。
Q8 卒業研究ではなにをするの?
A8
4年次に配属された研究室で、指導教員と相談しながら与えられたテーマについて実験・研究を集中的に行うのが卒業研究です。卒業研究に取組んだ年度の2月には、卒業研究論文発表会が開催され研究成果の報告を行います。また、大学生活の集大成として研究成果をまとめた卒業論文を提出します。
Q9 物質デザインコースと生命化学コースは3年間で卒業できるって本当なの?
A9
かなり大変ですが可能です。極めて優秀な成績(平均点が90点以上であることなど)で卒業に必要な科目を修得し、3年次に『卒業研究』の単位を取得する必要があります。
Q10 コンピュータがつかえなくても大丈夫?
A10
コンピュータ基礎演習の講義科目を通じて、基本操作(タイピングやメール,インターネットの閲覧など)から応用まで使えるようになります。したがって、入学時にパソコンを使ったことがなくても大丈夫です。