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日本技術者教育認定機構(JABEE)とは Whats JABEE

高等教育機関で行われている教育活動の品質が満足すべきレベルにあること、また、その教育成果が技術者として活動するために必要な最低限度の知識や能力の養成に成功していることを認定する機関です。

簡単に言えば、大学における技術者教育の質を評価する機関で、JABEE認定を受けると、その教育プログラムの質が国際的に保証されることになります。

つまり、JABEE認定プログラムの修了生は国際的に通用する技術者としての資質を備えていることが保証されます。

JABEE情報

国際化学技術者コースの『技術者像』と『学習・教育到達目標』

国際化学技術者コースの『技術者像』と『学習・教育到達目標』

国際化学技術者コースで育成しようとする技術者像は「自主創造の教育理念と生産工学部の教育目標に基づいて,国際的な視野に立ち,科学技術が担う社会的責任と人類の幸福を念頭に入れ,自律的かつ協働的に化学関連分野における問題を発見し,分子論的に解決策をデザインできる者」です。また,この技術者像に照らして,プログラム修了時点で確実に身につけておくべき知識・能力として下記の学習・教育到達目標を設定しています。

この学習・教育到達目標は5 つの大項目から成り立っており,それぞれの学習・教育到達目標に対して3~4 つの小項目が設定されています。コース選択者はカリキュラムを通して全ての学習・教育到達目標を確実に達成することが必要です。コースに設置されている各科目が,どの学習・教育到達目標(大項目)やJABEE 基準の達成に寄与するかは,学習・教育到達目標-科目対応表(表1)に記してあります。表の枠内には科目名と学習・教育到達目標(小項目)に割り振られた数字が示してあり,設置科目と学習・教育到達目標の関係がわかるようになっています。また,学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ(表2)と各科目群の学習・教育到達目標とカリキュラムツリーも図等に示してあります。講義を受講するにあたり,授業詳細(シラバス)に書かれている達成目標と併せて確認してください。

表1 国際化学技術者コース‐学習・教育到達目標科目対応表

表2.1 国際化学技術者コースの学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

表2.2 国際化学技術者コースの学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

表2.3 国際化学技術者コースの学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

表2.4 国際化学技術者コースの学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

表2.5 国際化学技術者コースの学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

A.科学技術が社会及び自然に及ぼす影響に関する責任を持ち,人類の幸福を念頭において社会に貢献する技術者(技術者倫理)

科学技術が社会及び自然に及ぼす影響・効果を理解している。

技術者として自然,生命,社会に対する責任を自覚している。

人類の幸福・福祉について自ら考える能力を修得している。

グローバルな視点から物事を考えることができる。

B.数学,物理,化学,生物などの自然科学の基礎知識に習熟すると共に,情報処理技術を身に付け,化学関連分野における問題の発見とその解決に寄与できる技術者

自然科学の基礎知識(数学,物理学,化学,生物学など)に習熟している。

時代の変化に対応した情報処理技術を身につけている。

化学関連専門分野における問題の発見とその解決に寄与できる基礎的能力を有している。

C.社会の変化に対応して自律的に学習し,他者と協働できる技術者

社会の動向に継続的に関心を持ち,社会が求めている技術及び材料を的確に把握する能力を有している。

社会から求められている新しい技術を自ら開発するための課題設定能力とそれを達成するための論理的思考力を身につけている。

設定した課題を達成するために必要な新たな知識や情報を自律的に獲得し,それらを客観的に評価する能力を有している。

設定した課題を達成するために他者と協働し,自己及び他者の取るべき行動を的確に判断する能力を有している。

D.社会の要求に関連する化学的事象を分子論に基づいて考察し,それを満たす解決策をデザインできる技術者

化学的事象を分子論に基づいて考察する能力を有している。

時代の要請にあった公共の福祉,環境保全,経済性などの考慮すべき制約条件を特定できる能力を有している。

解決する課題に,本学部における"ものづくり"の伝統と化学に関する系統的知識を適用して具体的な方針を立案し,解決策をデザインする能力を有している。

E.論理的な記述,発表,討論等の国際的なコミュニケーション能力を有する技術者

日本語による論理的な記述,発表,討論能力を有している。

問題を解決するために必要な科学英語を理解している。

専門分野における国際的なコミュニケーション能力を有している。

各科目群の学習・教育到達目標

国際化学技術者コースに設置されている各科目の達成目標(シラバス参照)とコースの学習・教育到達目標との関係をわかり易くするために,下記の様に各科目群の学習・教育到達目標を設定しています。各科目群の設置科目と科目の流れは,カリキュラムツリーに示しています。授業科目の流れ図を順に追ってみれば分かるように,履修する専門工学科目は設置学年にしたがって基礎からしだいに高度になっていくように設計されています。

有機化学・生物化学系科目群

(1) 有機化学・生物化学系分野における基礎知識を修得し,関連分野の問題発見とその解決に適用できる【学習・教育到達目標B-③,JABEE 基準(d)(3)】。

(2) 有機化学・生物化学系分野に係る物質の構造と機能を分子論に基づいて説明できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(1),(d)(3),(d)(4)】。

無機化学・分析化学系科目群

(1) 無機・環境・分析化学分野における基礎的能力を身に付け,問題の発見とその解決に寄与できる【学習・教育到達目標B-③ JABEE 基準(d)(3)】。

(2) 無機・環境・分析化学分野における知識を体系的に学び,関連する化学的事象を分子論に基づき考察できる【学習・教育到達目標D-① JABEE 基準(d)(1),(d)(3),(d)(4)】。

物理化学系科目群

(1) 自然科学に関わる基礎知識を修得し,物理化学的に問題を解決できる【学習・教育到達目標B-③,JABEE 基準(d)(3)】。

(2) 自然科学に関わる現象を微視的かつ巨視的に考察できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(3)】。

(3) 素材の物理化学的特性や機能を材料設計に応用できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(4)】。

化学工学系科目群

(1) 自然科学に関する基礎知識を応用し,化学プロセスの最適化と問題解決に向けた数値解析を行うことができる【学習・教育到達目標B-③,JABEE 基準(d)(1)】。

(2) 自然科学に関わる現象を微視的かつ巨視的に考察でき,工学的に問題を解決できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(2)】。

(3) 化学素材や材料の性質を分子論に基づき理解し,それらの工業的な化学プロセスが説明できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(3)】

トレーニング型実験・演習系科目群

(応用分子化学実験Ⅰ(S)・Ⅱ(S)・応用分子化学演習Ⅰ(S)・Ⅱ(S))

(1) 実験器具・装置を取り扱って基礎的な実験を実施でき,関連する基本的な計算や解析を行うことができる。【学習・教育到達目標B-③,JABEE 基準(d)(3)】

(2) 化学における物質収支の基本的な考え方を理解し,その現象や化学反応の評価に利用することができる。【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(2),(d)(3)】

(3) 実験の基礎理論や原理を理解し,そこでの現象や化学反応を分子論に基づいて説明できる。【学習・教育到達目標D-①,E-①,JABEE 基準(d)(3),(f)】

ED 型実験・演習系科目群

(応用分子化学実験Ⅲ(S)・応用分子化学演習Ⅲ(S)・卒業研究(S))

(1) 専門知識を活用し,化学事象を分子論に基づいて考察できる【学習・教育到達目標D-①,JABEE 基準(d)(4)】。

(2) 社会の要求に役立つ解決策をデザインできる【学習・教育到達目標C-②,D-③,JABEE基準(e)】。

(3) 実験結果を論理的にまとめ,発表,討論できる【学習・教育到達目標D-①,E-①,E-②,JABEE 基準(f)】。

(4) 社会から求められている課題達成に向けて自主的に行動できる【学習・教育到達目標C-①,C-③,JABEE 基準(g)】。

(5) 時代の要請にあった制約条件のもと,計画的に課題に取り組み,まとめることができる【学習・教育到達目標D-②,JABEE 基準(h)】。

(6) 他者と協働し,設定した課題の達成に貢献できる【学習・教育到達目標C-④,JABEE基準(i)】。

協働学習系科目群

(初年次ゼミ(S)・2年次ゼミ(S)・応用分子化学演習Ⅳ(S))

(1) 自分が所属している組織や教育システムを理解し,到達すべき技術者像を説明できる【学習・教育到達目標C–①,JABEE 基準(g)】。

(2) 与えられた課題を把握し,与えられた環境の中で自ら問題解決に必要な情報を収集できる【学習・教育到達目標C–①③,JABEE 基準(g)】。

(3) 与えられた課題に対して,協働するためのコミュニケーション能力を身につけ,課題を解決できる【学習・教育到達目標C–④,JABEE 基準(i)】。

(4) 専門分野に関する課題の内容及びその解決に必要な理論を分子論的に説明できる【学習・教育到達目標D–①,JABEE 基準(d)(2),(d)(3),(d)(4)】。

(5) 与えられた課題に対して考慮すべき制約条件を特定し,与えられた制約下で計画的に仕事を進めることができる【学習・教育到達目標D–②,JABEE 基準(h)】。

(6) 専門的情報を活用して,与えられた課題に対する解決策を立案できる【学習・教育到達目標D–③,JABEE 基準(e)】。

(7) プレゼンテーション技法を身につけ,論理的な記述・発表及び討論ができる【学習・教育到達目標E–①,JABEE 基準(f)】。

化学英語系科目群

(1) 専門分野の問題を解決するために必要な技術英語の読解と文章が作成できる【学習・教育到達目標E-②,JABEE 基準(f)】。

(2) 専門分野における論理的な記述や口頭発表などを英語によってコミュニケーションできる【学習・教育到達目標E-③,JABEE 基準(f)】。

化学情報処理演習系科目群

(1) 化学に関連した情報処理の基礎知識に習熟し,時代の変化や要求に応じながらコンピュータソフトフェアを選択・利用できる【学習・教育到達目標B-② JABEE 基準(d)(1)】。

(2) コンピュータソフトフェアを化学事象の分子論的考察に利用できる【学習・教育到達目標D-① JABEE 基準(d)(4)】。

生産工学系科目群

(1) 科学技術が社会や自然に対して及ぼす影響を説明できる【学習・教育到達目標A-①,JABEE 基準(b)】。

(2) 自然・生命・社会に対して技術者が取るべき行動を説明できる【学習・教育到達目標A-②,JABEE 基準(b)に対応】

(3) 人類の幸福・福祉のために技術者が担うべき役割を説明できる【学習・教育到達目標A-③,JABEE 基準(a)に対応】。

(4) 技術者としての行動において必要とされるグローバルな考え方を適用できる【学習・教育到達目標A-④,JABEE 基準(a)に対応】。

(5) 応用統計学を用いて,化学関連分野における問題の発見とその解決に適用できる【学習・教育到達目標B-③,JABEE 基準(d)(1)に対応】

(6) 実習において社会に求められている技術や材料を説明できる【学習・教育到達目標C-①,JABEE 基準(g)に対応】。

(7) 実習の内容や目標を把握し,必要とされる知識や情報を自ら獲得できる【学習・教育到達目標C-③,JABEE 基準(g)に対応】。

(8) 実践的経験に基づき,実習内容に対する自らの役割を熟考し,自ら意見を述べ,計画的に行動でき【学習・教育到達目標C-④,JABEE 基準(i)に対応】。

(9) 実習に必要なコミュニケーション能力を有し,実習で学んだことを報告及び発表し議論できる【学習・教育到達目標 E-①,JABEE 基準(f)に対応】。

図1:国際化学技術者コースの『技術者像』と『学習・教育到達目標』カリキュラムツリー

図2:国際化学技術者コースの『技術者像』と『学習・教育到達目標』カリキュラムツリー

国際化学技術者コース(JABEEプログラム)の教育改善システム

国際化学技術者コース(JABEEプログラム)の教育改善システム

本プログラムでは,以下のようなJABEE 関連委員会と科目群会議により,組織的な教育改善を行っている。これらの組織と教育改善のPDCAサイクルを図1に示す。 また,本学科で設置している教室会議や各関連⼩委員会および担任制においても,本プログラムに係わる教育改善活動を行っている。

図1:教育改善のPDCAサイクル

本プログラムに係わるJABEE関連委員会とその役割

【JABEE実行委員会】

役割:本学科のJABEEプログラムを中心的に運営する組織。

  • 応用分子化学科ワークショップの開催と運営
  • 教育改善に係わる情報収集
  • 教育改善に係わる問題点の抽出と依頼
  • 総合修了試験の実施
  • 自己点検書の作成 など
【教育目標・シラバス検討委員会】

役割:本学科のJABEEプログラムの技術者像や学習・教育到達目標および,各科目のシラバス作成を管理する組織。

  • 技術者像の作成と点検
  • 学習・教育到達目標の作成と点検
  • 学習効果向上を目的としたシラバスの記載項目の提案と点検 など
【教育システム点検委員会】

役割:問題を指摘された教育改善事項に対して,各委員会が適切に改善活動を行っているかを点検する組織。

【授業評価委員会】

役割:授業評価アンケートに基づいて,半期毎に最優良講義賞を選考する組織。

  • 授業評価アンケートの点検
  • 最優良講義の受賞者の選出
  • 授業参観の企画・運営 など
【教育貢献評価委員会】

役割:学科の選考基準に基づいて,教育貢献賞受賞者を選考する組織。

【外部評価委員会設置運営委員会】

役割:適宜開催される外部評価委員会を運営する組織。

  • 外部評価委員会の開催と運営
  • 外部評価委員からの意見抽出 など
【JABEE 教育プログラム監査委員会】

役割:プラグラムの教育改善活動が円滑に機能しているか点検する組織。

【JABEE 学⽣委員会】

役割:学生からの意見を直接,カリキュラムや教育プログラムに反映させる組織。

  • 意見の集約
  • 授業に対する評価の集約
  • 各アンケート結果の集約
  • 応用分子化学科ワークショップでの報告
  • JABEE勉強会・進路相談会の立案と運営 など

本プログラムに係わる教室会議と学科関連⼩委員会および担任制とその役割

『教室会議』

役割:本プログラムの意思決定機関。

  • プログラム履修性の決定
  • プログラム履修性の異動の決定
  • プログラムに係わる事項の周知
  • 教育改善事項の報告
  • 教育改善事項の審議
  • 最優良講義賞の選考と決定
  • 教育貢献賞の選考と決定
  • 生産実習I(S)およびII(S),卒業研究(S)の総合評価判定
  • 総合修了試験の合否判定 など
『学務関連小委員会』

役割:本学科の学務関係の事項を取り扱う委員会。

  • 本学部学務委員会との連携
  • 科目の時間割配置
  • シラバス内容の第三者確認
  • キャンパスガイドの作成
  • 学習の手引の作成 など
『広報関連小委員会』

役割:本学科の広報関係の事項を取り扱う委員会。

  • 本学部広報委員会や入試広報委員会との連携
  • プログラム教育内容の開示
  • プログラムに係わる事項の開示 など
『担任制』

役割:本プログラム履修生の学習支援を行う。

  • 学期毎の教科ガイダンスの実施
  • プログラム履修生の履修相談
  • プログラム履修生の学習・教育到達目標の達成度の確認 など

本プログラムに係わる科目群の役割と科目構成

各科目群会議では,シラバスの授業計画や達成目標の内容を教員間で確認している。

また,期末試験等の問題や総合評価についての確認も行っている。科目群会議の代表者は,シラバス内容の変更や,総合評価の結果を応用分子化学科ワークショップで報告し,学科教員間(科目群間)で情報を共有させている。

有機化学・生物化学系科目群

科目:基礎有機化学(S)・有機化学I(S)・有機化学II(S)・分子構造解析学(S)・分子構造論(S)・有機反応化学(S)・資源化学I(S)(有機)・資源化学II(S)・生物化学(S)・分子生物学(S)・生物物理化学(S)・環境化学(S)

無機化学・分析化学系科目群

科目:基礎無機化学(S)・無機化学I(S)・無機化学II(S)・分析化学I(S)・分析化学II(S)・資源化学I(S)(無機)・無機材料⼯学(S)

物理化学系科目群

科目:基礎物理化学(S)・量子化学I(S)・量子化学II(S)・界面化学(S)・高分子科学(S)・高分子工学(S)・電気化学(S)

化学工学系科目群

科目:化学熱力学(S)・化学数学(S)・化学動力学(S)・化学工学I(S)・化学工学II(S)・分離工学(S)・プロセス工学(S)

トレーニング型実験・演習系科目群

科目:応用分子化学実験I(S)・応用分子化学演習I(S)・応用分子化学実験II(S)・応用分子化学演習II(S)

ED 型実験・演習系科目群

科目:応用分子化学実験III(S)・応用分子化学演習III(S)・卒業研究(S)

協働学習系科目群

科目:初年次ゼミ(S)・2年次ゼミ(S)・応用分子化学演習IV(S)

化学情報処理演習科目

科目:化学情報処理演習(S)

生産工学系科目群

科目:環境安全科学(S)・品質管理(S)・生産実習I(S) ・生産実習II(S)・経営管理(S)・知的所有権法(S)・技術者倫理(S)

その他

《生産工学部JABEE 連絡協議会》
JABEEプログラムを実施している4学科と教養・基礎科学系および教務課の教職員から構成される協議会。これまで,共通科目や自己点検書共通事項について協議する。

応用分子化学科国際化学技術者コース編入生(転学部を含む)単位認定に関する取扱い等

応用分子化学科国際化学技術者コース編入生(転学部を含む)単位認定に関する取扱い等 詳細